パソコンの普及は企業の業務効率化による業績アップに多大な貢献をしていますが、中でも、パソコン導入前に多くの従業員の手作業で行っていた事務作業全般の資料作成や経理、財務計算等もWEBサイトを開いてそれぞれの業務プログラムファイルを使えば少人数の従業員だけで、しかも短時間で正確にできるようになりました。企業では従業員一人ずつ、出退勤や有給休暇の利用状況、あるいはその他の労務管理項目まで詳細に把握する必要があるわけですが、市販のコンテンツを利用し、必要な情報をインプットするだけで管理可能なので、自社で多くの従業員と時間を投入してファイルを開発する必要もないのです。各人ごとに給与、賞与等を計算し、年末の源泉徴収票を作成してくれるファイルをアップロードすれば給与明細のプリントアウトも思いのままにできるのです。

電子化された給与明細はインターネットを経由してパソコンだけでなく携帯端末などモバイル機器でどこからでもPDFファイルとして内容確認することができるのです。最近のように従業員が社員以外にパート、アルバイトあるいは契約社員に至るまで様々な身分の従業員を採用し、それぞれ給与体系が異なっていても、全従業員がいつでもどこからでも利用できるので、利便性が高く、また、ペーパーレス化による環境負荷低減にも役立っていくはずです。但し、給与明細の算出過程で全従業員の賃金単価や支給額のような人事関係情報等、漏えいしてはならない情報が使われているので、多くの市販ファイルの中からセキュリティー対策が万全なファイルを利用することが不可欠なわけです。

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